No.035 コンビの幅を増やすスロットの解説

スパイク
スポンサーリンク

この前TVでバレーボール見ていたのですが、解説の方が『スロット』という言葉を使っていました。
このスロットってなんのことですか?

 

すごく簡単にいうとスロットはコート上の住所のことです。

ただ、このスロットを理解すると複数のセッターがいるチームでコンビが組み立て易くなります。

また、相手ブロッカーを翻弄し易くなるのでぜひ覚えておいてください。

 

このブログは、元全国大会メダリストのコウが自身の経験をもとに読むだけでバレーボールが上手くなるをモットーに皆様に技術解説をさせて頂きます。

 

スロットとは?

コート上の空間位置を示したもので『コート上の住所』と表現すると分かりやすいと思います。

スロットは幅1m毎に区切られ、サイドライン〜サイドラインまでの9スロットに分かれています。

スロットの名称

セッター(S)を基準に前方(レフト側)を0〜5の数値で表します。

例えばAクイックなら1スロット。

一般的なレフト攻撃は5スロットからの攻撃になります。

また、セッターより後方(ライト側)はA〜Cのアルファベットで表記します。

例えば、CクイックはAスロット。

一般的なライト攻撃はCスロットからの攻撃になります。

スロットのメリット

スロットのメリットはコート上の場所を共通認識できることです。

例えば、スロットの概念がない2人のセッターがBクイックを上げた場合セッターからのBクイックの距離はセッターによって違います。

しかし、スロットの概念があるセッターの場合『2スロットのB』となると、複数のセッターがいても同じ場所にBクイックを上げることができます。

またスパイカーによっては『3スロットのB』『2スロットのB』どちらか好みがある場合があります。

そういった場合でも、場所の共通認識があると『誰が出ても同じプレー』ができるメリットがあります。

コンビを使う場合にもスロットを意識する

スロットを意識することで、効果的に攻撃の数的優位を作り出すことができます。「ハイキュー」を読んだことのある方であれば、「同時多発的位置差攻撃」という言葉を聞いたことがあるのではないでしょうか。相手のブロッカー3人に対して3人以上で攻撃を仕掛けることができれば相手のブロッカーはどこに跳べば良いか迷いが生じ、攻撃が有利になります。

多彩なコンビでも守りやすい例

一見多彩に見えるコンビでも、スロットが偏ったコンビは守りやすいです。

スロットの共通概念があるとこういったプレーを少なくすることができます。

コウがおすすめするコンビ

完全にコウの好みですが。笑

上記スロットから攻撃を仕掛けるコンビプレーは結構好きです。

相手ライトに対してスロット5、3から仕掛け、相手レフトにはスロットA、Bから攻撃を仕掛けます。

またMBとバックアタックのスロットが離れているので、相手センターは非常にブロックが絞りにくいです。

まとめ

スロットはコート上の住所のことです。

全員が共通認識で住所を把握し、相手ブロックをかわすようなコンビを磨いていきましょう!

 

 

 

kou
kou

\ 読んでバレーが上手くなる /
上手くなる為の理論を解説
背や能力が無くても上手いプレーヤーなるため元全国大会メダリストがインスタで上手くなる秘訣を無料で発信中

kouをフォローする
スパイク
スポンサーリンク
スポンサーリンク
ぜひシェアしてください
kouをフォローする

コメント

タイトルとURLをコピーしました