前回までのお話で『ブロックの位置取りの大切さ』をお伝えしてきました。
位置取りが大切なことはわかりました!
でも『何を基準に』ブロックの位置を決めればいいんですか?
まさに今回のテーマはそこです。
今回は『ブロックの位置取り方法』についてご説明していきます。
ブロックの正しい位置取り方法
そもそもですが。。
テル君、スパイカーが入ってきた時に何を見てブロックに飛んでますか?
な、何を??
そう聞かれるとスパイカーだったり、手だったり、、、
なんか色々見てます!!
笑。
でもそうなんです。
ブロッカーがブロックに飛ぶ時には最低でも3つのポイントがありますので今回はここをご紹介します。
※昔のポストを見ていると・・・泣
まずはトスの長さを見る
上記2種類のトスに対して、ブロッカーは飛ぶ位置を変えています。
具体的には黒い長さのトスには黒い位置で、黄色いトスには黄色い位置でブロックに飛びます。
このようにまずはトスの長さを見てブロックに入る位置の目安をつけます。
スパイカーの入りを見る
基本的にブロッカーは、『強打コースを塞ぐ』ことが大切です。
そのため、スパイカーが外から入ってきた場合(黒矢印)はクロス方向を軸に塞ぎ、内側から入ってきた場合(黄色矢印)はストレート方向を軸にコースを塞ぎます。
このようにトスの長さだけでなく、スパイカーの助走方向によってブロックの位置が変わります。
スパイカーの向きを見る
上記左右のスパイカーに対して、同じ場所にブロックに飛ぶ人はいないです。(利き手も変わってるし!笑)
なのでブロッカーはスパイカーの身体の向きでも位置を微調整しながら塞ぐ場所を決めなくてはいけません。
極端な話、レフトの短いトス(黄色)を内側から入って(黄色)いたとき、ここまではストレートを塞ぐ場所に位置を取りますが、最後に内側(クロス)を向いた場合クロスに位置取りすることが正解になります。
まとめ
ブロッカーはトスやスパイカーなど複数の情報を処理してブロックを飛ぶ位置を決めます。
・スパイカーの助走方向
・スパイカーの身体の向き
ブロックは相手があって初めて成立するプレーですので、正しい位置取りを覚えてたくさん止められるブロッカーを目指しましょう!!
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